ギラファノコギリクワガタ |
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販売個体について | CBお届けするのは幼虫となります。オスメスの指定はできません。 |
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別名 | キバナガノコギリクワガタ |
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学名(※) | Prosopocoilus giraffa (※)…学名が不明の種は流通名での記載の場合があります。 |
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生息地 | ネパール、ブータン、マレー半島、フィリピン、ミャンマー、ラオス、タイ、インドネシア |
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体長(参考) | オス: 42〜124mm メス: 31〜50mm |
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成虫寿命 | 活動開始後3ヶ月〜7ヶ月(ワイルド個体では上記寿命より短くなります。) |
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飼育要件(※) | 飼育温度: 20〜25℃産卵形態: マット、材産み(柔らかめ材)幼虫飼育: 菌糸ビン、発酵マット幼虫期間: 6ヶ月〜12ヶ月羽化後休眠期: 1〜3ヶ月総合難易度 ★★☆☆☆※…飼育要件は一例です。必ずしもこの環境下であれば飼育・ブリードできることを確約するものではございません。 |
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どんな種類? | クワガタの中でも世界最大のノコギリクワガタです。Giraffaはキリンの意味を持ち、その長い大アゴをキリンの長い首にたとえています。漆黒のボディと、ボディと同程度の長さになる大アゴは迫力満点で、世界最大の名に恥じないものです。東南アジアに広く分布し、生息地によって9亜種に分けられています。各亜種ごとに大アゴの形態等が異なり、フローレス島、ロンボク島の個体は特に大きくなり、100mmに達することも珍しくありません。一般に多く流通するのはジャワ産で、サイズはやや小型ですがバランスのよい体型と形の良い大アゴを持ちます。ギラファの中でも最も大型になるフローレス島、ロンボク島産の個体も入手しやすいです。内歯が発達し光沢のあるネグロス島産のものは流通が少ないことから入手が難しく、高価でギラファの中でも最高峰とされています。転倒防止のために木片などを入れ、オスとメスは分けて飼育したほうが良いでしょう。 |
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繁殖 | 産卵はノコギリクワガタの基本的なセットで問題なく、微粒子の発酵マットをケースの底から3cm程硬く詰め、その上に足場になる産卵木を入れてその上から深くマットを被せてあげます。マットの湿度はやや高めがよいでしょう。ギラファはノコギリクワガタの中でも多産で、非常にブリードが容易です。幼虫は発酵マット、菌糸ビンのどちらでも育成可能です。大型種なので菌糸ビンを使って大型個体を狙う楽しみがあります。フローレス島産、ロンボク島産のものは菌糸ビンで100mmオーバーを出すのも難しくありません。大型個体の作出は菌糸ビンで、低めの温度でじっくり育成すると良いでしょう。蛹室はかなり大きいので大型の菌糸ビンを使う必要があります。大型個体のオスはメスとの羽化ズレが起こるので、採卵時期や管理温度でうまく羽化ズレを調整する必要があります。 |
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亜種 | タイ産基亜種 ssp.giraffaフローレス島、ロンボク島産 ssp.keisukeiネグロス島産 ssp.daisukeiジャワ島産 ssp.borobudurティモール島産 ssp.timorensisセレベス島産 ssp.nishiyamaiミンドロ島、ルソン島産 ssp.makitaiインド南部産 ssp.nilgiriensisタフナ島産 ssp.nishikawai |
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